コラム

Vol.4「あと1歩のこだわり」を伝える   

Vol.4 毎週水曜日は
ビジネスパーソンのキャリアについて
本日はその第1回目! お楽しみ下さい。(^^)v

 

「あと1歩のこだわり」

どの会社にも「経理理念」がある。

社長の想いが詰まった経営理念はとても大切です。

 

しかしながら、いくら経営理念があっても

そのままでは会社の「求心力」は発揮されない。

 

なぜなら?

それは「定義」に過ぎないからだ。

 

人の心を動かすためには、

その定義の背景にある「物語」が重要となる。

 

ここがとても大切だ。

 

皆さんの会社も、様々な壁にぶつかりながら、

修羅場を乗り越えて来たのではないだろうか?

 

その壁を乗り越えることによって、

どのようにして「理念」が誕生したのか?

 

その会社の歴史と文化が、

「夢の国」(ストーリー)に変わることによって、

 

会社は「求心力」を発揮するのだ。

 

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そんなとき、あるA社を思い出した。

A社には素晴らしい7ヶ条の経営理念があった。

 

社員は毎日の朝礼でこの7ヶ条を

大きな声で復唱し士気を高めるわけだ。

 

しかしながらその声を聞いていて

何かが足らないことに気づいた。

 

つまり何かとは? みな手帳を見ながら

7ヶ条をただ単に“棒読み”していたからだ。

 

つまり、社員全員が経営理念である

7ヶ条の背景(物語)を誰1人知らなかったのである。

 

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答えは明確になった。

前述した「単なる定義」では気持ちは伝わらない。

 

つまり人の心を動かすためには

定義の背景にある「物語」を社員全員が知ることである。

 

1.どんな修羅場をくぐり抜けてきたのか?

2.どん底から、どうはい上がってきたのか?

3.なぜこの「経営理念」が生まれたのか?

 

長年の「歴史と文化」は

歴史小説というストーリーに変えることで

社員の「求心力」を一つにしたのである。

 

正に、ディズニーランドの創設者

ウォルトディズニーそのものである。

 

普通の会社になくて、ディズニーランドにあるもの?

 

1.「アトラクション」という遊び場

2.「ミッキーマウス」という幻想

3.「夢の国」というストーリー

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